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製造工程

釉薬

釉薬

釉薬とは高温で溶けて、土の表面にガラス質の皮膜を作るものです。
釉薬は表面を平滑にして手触りを良くし、汚れを防ぎ、釉薬と素地が化合してできる中間の丈夫な層が水洩れを防いで器を強固にするという実用的な役割と、焼きものに光沢を与え、美観を増すという装飾的な役割をもっています。
近年、手軽なプラスチック等の出現により、陶磁器に対する需要は高級指向、本物指向へと移りつつあるようです。
釉薬の美しさ如何によって、その焼きものの値打ちが決まるとさえ言われているように、良い釉薬に出会うことはより良い焼きものを作るための第一歩とも言えますね。
釉薬の原料は、長石、灰、粘土を主として3~10種類くらいのものを混ぜて作ります。それぞれの原料を計ってボールミルに水と一緒に入れます。
ボールミルには玉石という丸い玉が入っていて、ゴロゴロと数時間機械で回すことによって粉砕されます。出来あがったものを篩にかけ、残った粗い粒を取り除きます。
ボールミルの小さい磁器製のものをポットミルといいます。また、少量(500g未満)を粉砕するときには乳鉢や擂潰機(自動乳鉢)を使用します。

釉薬のかけ方にはいくつか方法があります。
「浸し掛け」といって、釉薬に直接浸す方法があります。釉薬が多目にいりますが、一番均一に施釉できます。
「流し掛け」は、ひしゃく等を使ってかけるやり方です。少量の釉薬で済むので、簡単な形状のものに適しているでしょう。
「吹き掛け」とは、スプレーなどで吹き付ける方法です。濃淡を調節できますが、飛散に注意が必要です。
「塗り掛け」は、刷毛などで塗り付けます。濃さを調整したり、のりなどを使って慣れないとムラが出来やすいです。
その他にも、粉のまま振り掛けたり、食塩釉、自然釉のように焼成時に操作します。釉薬をかけたくない所には蝋を塗ります(蝋抜き)。



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