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窯の種類

灯油窯

灯油窯

灯油窯は比較的温度差の多いのが特徴です。
これは灯油という燃料の性格上仕方のないことですが、送風機で空気の流れを作ってあげることで燃焼しますので、火足が長くなります。
また、灯油バーナーのカロリーは大きいので大きなバーナーを少数炉内に配置するので、窯の四隅、つまり角まで熱が回りにくいという現象が出ます。
こういったことから、灯油窯の炉内温度差は100℃程度あっても不思議ではありません。
最近は無煙灯油窯というのも出ており、1回焚くのにも\1000程度(灯油代のみ)でたくことが出来ます。
昔の灯油窯というのは、臭いし、音も凄くて、煙りも結構出るいうのが当たり前でしたが、今は改善されて臭いと音は少しするものの、煙りもほとんど出ません。ちゃんと焼成して管理すれば大丈夫でしょう。
ただ、30分ごとの検温と調節はすべて自分で行わなければなりません。


焼成

灯油窯はどちらかというと還元焼成が得意な窯と言えます。
灯油バーナーのカロリーが高く燃えきらない炎が残ることから、酸化で焼くことは得意ではありません。
もし酸化で焼こうとすると、焼成中の炎は還元の場合よりも長くなるので、炉内の上下温度差がつきやすくなります。
このような理由から、営業で使用されることは少ないと言えます。
灯油窯は、近代窯の中で一番薪窯(穴窯や登り窯など)に近いと言われています。
燃料は灯油ですが窯の中を炎が回り窯変を起こすことがしばしばあるのです。
そのため、思いもしなかった焼成結果に一喜一憂することがあるかもしれませんね。



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